ミニバンの始祖鳥!? 日野・コンマース
ウイース!」
先日は、現在バリバリのトラックメーカー日野がランアップしていた乗用車・コンテッサを紹介した。
現在、ミニバンブームの日本。そんな、ミニバンの元祖いや始祖鳥みたいな存在は日野が開発・販売していたコンマースだ。
製造・販売されていたのはオヤジが生まれた頃。この頃は、ようやくクラウンが販売されたくらいだろう。
日本国内の需要は、ミニバンなんかよりもトラックの需要が圧倒的に多かったと思われる。
驚きのFF駆動で、10~11人のりのマイクロバス的な使い方が出来る車だった。
現在のハイエース的なモデルなのだ。
カタログには、ミニバスなんて書かれている。そう、ミニバンなんて言葉はまだこの頃にはなかったのだ。
病院の看護師さんや現場作業員の送迎用車に最適な車だが、昭和35年頃にはまだまだそんな需要は多くなかったらしくて約3年の発売で2500台も売れなかったらしい。
あまりにも、先進的すぎて世の中が追いついていなかったのだろう。