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「ウイース!」
オヤジが、車関係の情報を仕入れている「まぐまぐの車情報記事」から、
何やら日産・ラシーンの中古専門店が多数存在しているらしいニュースを
キャッチした。
車趣味と一口でいっても、新車からクラッシュクカ―、スポーツカーから
SUV、改造マニアからカスタム派まで実に様々だ。
日産・ラシーンは、1994~2000年に販売された5ナンバーのSUV。
当時は、オフロード4WDのパジェロとかのRVブームでなんでも
かんでもハッチバックのドアにタイヤを背負わせたモデルが結構
でていたのだ。
ラシーンのベースとなったのは、歴代サニーで一番高性能だった
B13のシャーシを流用して開発された。
駆動方式は、4WDのみ。軟派なFF仕様は出さなかったのは、
実に日産らしくてよい。
ボディースタイルは、5ドアハッチバックのハッチバックにタイヤを
背負ったRVスタイル。
本格RV車みたくタイヤラック?を横に開いてハッチバックを開け閉め
するスタイルをとっていたのでかなりの本格派だ。
ハッチバックは、上下2分割式で上側ガラス部分のみの開閉も可能であった。
他のメーカーは、ただタイヤを背負わせただけだったので日産の本気度が
伺えるのだ。
販売当初は、サニーと同じ1500ccのエンジンが搭載されたがモデル後半に
なっていくと1800ccのSR18DEや2000ccのSR20DE(145PS)とかのシルビア
とかに積まれていたスポーツDOHCエンジンを積んだモデルが発売されて
当時のオヤジも驚いたものだった。
今では、トヨタのCMに使われているドラえもんだがラシーン販売中は
ドラえもんがCMしていた。
「新・ぼくたちのどこでもドア。RUN!RUN!ラシーン新発進。」が、
キャッチコピー。
・・・・・
ラシーンの中古専門店は全国的に存在する。販売終了からもはや15年以上も
たつ車なのでかなりやれた車も多いだろう。
シートの張り替えやエンジンの部品交換などしたうえでボディーのカスタ
マイズもやっているようだ。
走り屋というよりも、雰囲気で楽しむカスタム派が多いのかな。